こんにちは

為替相場と平均気温について関係は無いですが、【トレンド】 を話そうかと思います。

相場には、大きなトレンドというものがあります。
今回は、最大に確認できるグラフを用意しました。

その前に、小さなトレンドは秒や分単位で変化してきます。
例えば、アメリカ雇用統計がマーケットの予想通りでしたら、大きな相場は変わらないのですが、予想が外れるとマーケットが大きく反応します。
毎週のように、統計が発表になり、要人の発言で相場が動き、事件でもマーケットは反応します。

 でも大きなトレンドが動く事は、まあ大事件です。

ネットで過去のトレンドを調べると大きな変換点が見えてきます。
最初の変換点は、中国の人民元の切り下げを発端とする頃でしょうか?

今まで固定相場であった人民元が、切り下げを発表して(多少であれ変動相場制になる)
世界が大きく変わります。
二つ目はコロナになって、世界中で紙幣を発行しまくり、インフレ抑制の為に、各国が公定歩合を上げ始めたタイミングかな?と思います。

何か大きな事象があれば、トレンドが変わるって事なのですが。

で、本題です

気象庁HPからの抜粋です
1890年からの統計です。

自動車といわれる内燃機関で動く代表メーカー フォード車の登場は後の1903年
国内の蒸気機関車で1891に日本鉄道が青森―上野間の開業した程度
統計開始後から、急速に近代化が進みます。

よーくグラフを見ると1910年から世界の年平均気温はあがり続けています。

大きな外的要因でもない限り、トレンドは変わらないでしょう。

毎度、断熱性能の話ばっかりで申し訳ないのですが、先を見越して断熱材とサッシだけは高性能品を選ぶことをお勧めします。

 かなり余談ですが、地球(壮大な話)は 元素記号 C の塊なのです。
哺乳類である人間の骨にも、血液にもすべて、元素記号 C がどこかに含まれています。
燃えないであろう 鉄 も炭素化合物です。

地面から上にある C 炭素は、地球全体の1%未満にも満たない量の中で我々人類が暮らしています。

そして地中深く採掘する原油(主に石油・石炭)も C 炭素化合物です。
地中から掘り返して、燃焼して CO2 二酸化炭素 を地上に放出すれば、CO2が地上にあふれてきます。温暖化にもなるでしょう。

今建築している物件で断熱性能はそこそこの性能でも、住宅ローンが完済する頃には更に熱くなっている事でしょう。

自分も幼少の頃には、必ず大雪が降って(子供には大雪に感じたのかも)働くようになってスキーに車で行けば、道には大きな雪の壁を見ながらスキー場に行き、赤城山では氷上ラリーが行われ、まあまあ寒かった感じです。
 仮に今から35年前だとして、今から35年後はどうなっているのか見当もつきません。

書いていて恐ろしくなりました。
建築物、最低でもZEH以上が理想的です。

10年先を見越すとG2程度は考えていた方が良さそうです。

税制でも断熱性能の差で、来年度からローン減税の控除額に差がつくようになりました。
断熱性能の悪い住宅は、令和6年からローン減税が無くなる予定です。

となると、令和6年にはZEH相当の断熱性能が最低ランクになります。

10年 20年先が不安ですが、先読みしてみましょうか

以上 設計部通信でした。